水中運動の勧め
骨粗しょう症(こつそしょうしょう)の予防(よぼう)と対策(たいさく)には、カルシウムの摂取(せっしゅ)をはじめとする食生活(しょくせいかつ)の改善(かいぜん)と、適度(てきど)な運動(うんどう)、および日光浴(にっこうよく)が重要(じゅうよう)なカギとなります。運動(うんどう)は、食品(しょくひん)から摂取(せっしゅ)したカルシウムが骨(ほね)に蓄積(ちくせき)するために非常に(ひじょうに)重要(じゅうよう)です。適度(てきど)な運動(うんどう)は、骨(ほね)の新陳代謝(しんちんたいしゃ)を活発(かっぱつ)にします。また、筋力(きんりょく)を強化(きょうか)することは腰痛(ようつう)予防(よぼう)になりますし、転倒(てんとう)や骨折(こっせつ)を予防(よぼう)することにもなります。とはいえ、ひざや腰(こし)に故障(こしょう)を抱える(かかえる)人たち(ひとたち)にとって、運動(うんどう)はつらいですよね? その点(そのてん)、お勧め(おすすめ)なのが水中(すいちゅう)での運動(うんどう)です。「水泳(すいえい)」というと抵抗(ていこう)がある人(あるひと)もいらっしゃるのではないですか? 鼻(はな)から水(みず)を吸い込ん(すいこん)でしまったときのあの痛み(いたみ)は、ほとんどの人(ひと)が経験(けいけん)しているものです。健康(けんこう)づくりのためには、別に(べつに)無理(むり)して泳ぐ(およぐ)必要(ひつよう)はありません。温水(おんすい)プールで身体(しんたい)を動かす(うごかす)だけでも充分(じゅうぶん)なのです。水中(すいちゅう)では浮力(ふりょく)が働き(はたらき)ます。肩(かた)まで水中(すいちゅう)に沈ん(しずん)だ姿勢(しせい)でたつと、水中(すいちゅう)での体重(たいじゅう)は陸上(りくじょう)での10分(ふん)の1にまでなるといいます。筋肉(きんにく)や関節(かんせつ)に余計(よけい)な負担(ふたん)をかけることなく、むしろ水中(すいちゅう)のほうが楽(らく)に身体(しんたい)を動かす(うごかす)ことができるでしょう。また、水中(すいちゅう)では、体温(たいおん)が奪われ(うばわれ)ますから、体温(たいおん)を一定(いってい)に保と(たもと)うとして生理(せいり)機能(きのう)が自然(しぜん)に働き(はたらき)、エネルギーを燃焼(ねんしょう)させます。そのためちょっとした動き(うごき)で効率よく(こうりつよく)運動(うんどう)効果(こうか)が得(え)られるのです。また、水圧(すいあつ)が全身(ぜんしん)にかかりますから、全身(ぜんしん)の血行(けっこう)が良く(よく)なります。また腹部(ふくぶ)の内臓(ないぞう)が横隔膜(おうかくまく)を押し上げ(おしあげ)て肺(はい)を押し(おし)縮める(ちぢめる)ため、自然(しぜん)に呼吸(こきゅう)は腹式呼吸(ふくしきこきゅう)になります。胸式(きょうしき)よりも深く(ふかく)呼吸(こきゅう)をすることができるのです。
骨粗しょう症
骨粗しょう症の予防と対策には、カルシウムの摂取をはじめとする食生活の改善と、適度な運動、および日光浴が重要なカギとなります。運動は、食品から摂取したカルシウムが骨に蓄積するために非常に重要です。適度な運動は、骨の新陳代謝を活発にします。また、筋力を強化することは腰痛予防になりますし、転倒や骨折を予防することにもなります。
骨粗しょう症