リンとマグネシウム

骨粗しょう症(こつそしょうしょう)の予防(よぼう)と症状(しょうじょう)の改善(かいぜん)に大きく(おおきく)関与(かんよ)する無機質(むきしつ)は、カルシウムとリン、そしてマグネシウムです。骨(ほね)をつくる材料(ざいりょう)となるカルシウムの重要性(じゅうようせい)については、皆さん(みなさん)、よくご存知(ごぞんじ)ですよね? では、リンとマグネシウムについてはどうでしょう?リンは穀物(こくもつ)や肉類(にくるい)に多く(おおく)含ま(ふくま)れています。マグネシウムは幅広い(はばひろい)食品(しょくひん)に含ま(ふくま)れています。どちらもカルシウムと同様(どうよう)、骨(ほね)や歯(は)の形成(けいせい)に重要(じゅうよう)な働き(はたらき)をします。ただし、リンは不足(ぶそく)することはまず少ない(すくない)、かえって取りすぎる(とりすぎる)と、カルシウムの吸収(きゅうしゅう)を悪く(わるく)します。近年(きんねん)、インスタント食品(しょくひん)をとりすぎる傾向(けいこう)が、特に(とくに)若い(わかい)人たち(ひとたち)にみられるようになり、とりすぎのほうが懸念(けねん)されています。リン80パーセントは、リン酸カルシウム(りんさんかるしうむ)、リン酸(りんさん)マグネシウムとして骨(ほね)や歯(は)の形成(けいせい)に預かり(あずかり)ます。残り(のこり)の20パーセントは、体液(たいえき)や組織中(そしきちゅう)に含ま(ふくま)れ、血液(けつえき)のphや体液(たいえき)の浸透圧(しんとうあつ)の調整(ちょうせい)をします。不足(ふそく)すると歯(は)や骨(ほね)が弱く(よわく)なり、骨粗しょう症(こつそしょうしょう)を招き(まねき)、骨折(こっせつ)を起こし(おこし)やすくなります。ただし、リンは日常(にちじょう)生活(せいかつ)に充分(じゅうぶん)に含ま(ふくま)れており、欠乏(けつぼう)や不足(ぶそく)するということはほとんどありません。主に(おもに)、加工(かこう)食品(しょくひん)や卵黄(らんおう)、煮干(にぼし)などに多く(おおく)含ま(ふくま)れています。マグネシウム50パーセントから60パーセントは、骨(ほね)に含ま(ふくま)れています。残り(のこり)は血液(けつえき)、筋肉(きんにく)、脳(のう)、神経(しんけい)に存在(そんざい)します。欠乏(けつぼう)すると血管(けっかん)が拡張(かくちょう)して、充血(じゅうけつ)を起こし(おこし)ます。心悸亢進(しんきこうしん)を招き(まねき)ます。また下痢(げり)を起こし(おこし)たり、神経(しんけい)が興奮(こうふん)しやすくなります。主に(おもに)、穀類(こくるい)や海産物(かいさんぶつ)、ゴマなどの種(たね)実(じつ)類(るい)に含ま(ふくま)れます。

骨粗しょう症

骨粗しょう症の予防と症状の改善に大きく関与する無機質は、カルシウムとリン、そしてマグネシウムです。骨をつくる材料となるカルシウムの重要性については、皆さん、よくご存知ですよね? では、リンとマグネシウムについてはどうでしょう?

骨粗しょう症