ビタミンD
骨粗しょう症(こつそしょうしょう)の予防(よぼう)と改善(かいぜん)には、毎日(まいにち)の食事(しょくじ)のなかでカルシウムを充分(じゅうぶん)に摂取(せっしゅ)することが必要(ひつよう)です。しかしそれだけでなく、いかに効率よく(こうりつよく)摂取(せっしゅ)、吸収(きゅうしゅう)、沈着(ちんちゃく)させるか、ということも大切(たいせつ)になります。カルシウムの骨(ほね)への沈着(ちんちゃく)を助ける(たすける)役割(やくわり)をするのが、ビタミンDです。ビタミンDは、体内(たいない)の石灰(せっかい)とリンの代謝(たいしゃ)を調整(ちょうせい)し、骨(ほね)をつくるのに関与(かんよ)します。これが欠乏(けつぼう)すると、歯(は)の発育(はついく)が悪く(わるく)なし、骨(ほね)は軟化(なんか)します。骨粗しょう症(こつそしょうしょう)の原因(げんいん)となるのです。また、年中(ねんじゅう)、日光(にっこう)のあたらない場所(ばしょ)にいると、ビタミンD不足(ぶそく)症(しょう)、いわゆる「セムシ」という症状(しょうじょう)を起こし(おこし)ます。日本(にっぽん)では、冬(ふゆ)にほとんど日光(にっこう)をみない北陸地方(ほくりくちほう)に多く(おおく)みられます。人間(にんげん)の皮膚(ひふ)は、日光(にっこう)や紫外線(しがいせん)にあたるとビタミンDをつくる作用(さよう)があるのですが、曇りがち(くもりがち)であったり、冬(ふゆ)に雪(ゆき)の多い(おおい)地方(ちほう)では、日光(にっこう)にあたることが少ない(すくない)ので、ビタミンDが不足(ふそく)するのです。ビタミンDは、脂肪(しぼう)に溶ける(とける)ため、ビタミンAといっしょに魚(さかな)の肝臓(かんぞう)、肝油(かんゆ)、バター、卵黄(らんおう)などに多く(おおく)含ま(ふくま)れます。またきのこ類(るい)や酵母(こうぼ)には、ビタミンDの前身(ぜんしん)のエルゴステリンが含ま(ふくま)れており、紫外線(しがいせん)にあてるとビタミンDに変わり(かわり)ます。和え物(あえもの)やスープに、しいたけを、特に(とくに)干し(ほし)しいたけをちょっと加え(くわえ)てみてはどうでしょう?しいたけには、エリタデニンという成分(せいぶん)が含ま(ふくま)れており、お肉(おにく)の脂肪(しぼう)に含ま(ふくま)れるコレステロールの吸収(きゅうしゅう)を抑える(おさえる)働き(はたらき)をしてくれます。カルシウムの吸収(きゅうしゅう)を高め(たかめ)、コレステロールの吸収(きゅうしゅう)を抑える(おさえる)! そしておいしいだしも出る(でる)! お料理(おりょうり)にもっと活用(かつよう)しましょう。
骨粗しょう症
骨粗しょう症の予防と改善には、毎日の食事のなかでカルシウムを充分に摂取することが必要です。しかしそれだけでなく、いかに効率よく摂取、吸収、沈着させるか、ということも大切になります。
骨粗しょう症